①血糖値が高い低い
血糖値と聞いて 思い浮かべるのは糖尿病の心配でしょうか。
また、血糖値の乱れから精神が不安定になり ひどい場合は
精神障害にまで発展してしまう低血糖症という病気も増えつつあります。
血糖値を急激に上げたり下げたりする食べ物の筆頭は白砂糖です。
白砂糖は精製の段階で、もともとサトウキビがもっていたビタミン・ミネラルなどの
微量要素が捨てられていますので 残るはブドウ糖と果糖のみ。
これらの単糖類は体内に急激に吸収され、血糖値を跳ね上げてしまうのです。
動物性食品の食べ過ぎからも、同じような弊害が起こります。
過剰タンパク、過剰脂肪は膵臓の働きを弱め、インシュリンの分泌を阻害します。
砂糖と動物性食品。この2つが糖尿病に深く関係していますので、予防のためには
まず、とらないことです。
血糖値を安定させる食べ物
糖分がゆるやかに吸収される未精白の穀物がいちばんです。
炊いた玄米を よくかんで食べることです。(病気治しの方は一口100回)
ただし もち米は血糖値を上げてしまいますので注意してください。
根菜や青菜にも血糖値を安定させる効果があると言われています。
血糖値が低い場合は 高野豆腐などの亜鉛の多いものや 海藻類を食べ、
少々塩気を強くすること。(自然塩)
甘いものや果物をやめ、未精白の穀物中心に食べる、と言う点では高血糖の
人と同じです。
甘いものがほしくて我慢できないという人は、かぼちゃや豆、玉ねぎ
さつまいもなど、糖分を多く含む食材を使った料理を増やしてみましょう。
急に砂糖をやめられない人は、黒砂糖や米あめを少量用いて徐々に慣らしていく方法もあります。
食箋では、小豆かぼちゃが糖尿病の特効薬です。
小豆かぼちゃ
腎臓強化、糖尿病、腎臓からくるむくみに。
小豆かぼちゃには、水毒を出して腎臓の働きを強化する作用があり、
むくみや残尿感のある人によく効きます。糖尿病の特効薬としても有名です。
甘いものや肉をやめて、この食箋を続ければ驚くほど効果があると言われています。
小豆 1カップ
水 3倍+1倍
かぼちゃ 150グラム
自然塩 小さじ1
鍋に小豆と3倍の水を入れて強火にかけ、沸騰したら中火に加減し
別に用意した1カップの水を4~5回に分けてさし水をしながら煮ます。
小豆がやわらかくなったら分量の塩を混ぜ 3✕4センチ角のかぼちゃを加え
弱火で静かに煮ます。かぼちゃが煮えたら出来上がりです。
朝、晩、お椀に半分ずつ食べます。