血圧が高い低い
血管の中を流れる血液が血管壁を押す力のことを血圧といいます。血圧が高くなる理由はいろいろですが、原因が何であれ 必ず関係してくるのが食べ過ぎです。
高血圧が続くと、心臓が肥大したり、動脈硬化から さまざまな成人病を併発しやすくなります。食べものを注意するだけで 血圧は下がりますのですぐにでも 実行してみましょう。
先ずは 食事の量を減らし、血中に余分なコレストロールをためないことです。大食は、体の各組織にも脂肪分をためますが、これも外から血管を圧迫し血液を高める原因になります。
椎茸スープや第一大根湯、ドクダミ茶、を飲んで余分な脂肪やタンパク質を燃焼させてください。
ところで、高血圧には減塩と思い込んでる方が多いのではないでしょうか。塩を摂っても摂らなくても血圧が変わらない人もいます。
あなたの美味しいと思う塩加減(ただし自然塩を使用。精製塩は危険)で大丈夫です。
カリウムの多い野菜をたくさん食べれば自然と身体が調整してくれますので心配いりません。ただし、塩分を摂ると急激に血圧が上がる人は、塩を減らす必要があります。
腎臓の機能が動物性食品の摂り過ぎで低下し、塩分の排泄がうまくいかなくなっているからです。
第二大根湯や野菜スープで利尿を、椎茸スープやどくだみ茶で代謝を促します。
低血圧ですが、血圧が低くても元気に生活できるなら 問題はないでしょう。
朝起きられない、頭がボーっとしてすっきりしないといった症状のある人は、心臓の働きが弱まっていますので、心臓を応援する陽性の食べ物を入れてあげましょう。
朝起きがけに 梅醤番茶を飲んで塩気を補給する。造血パワーのある主食や味噌料理の割合を増やす。水分や果物、香辛料など、身体を冷やしたり血液を薄めるものをやめる。また、血液を崩壊させる砂糖や化学添加物をとらない。これだけでも随分違ってくるでしょう。
第二大根湯 むくみ 利尿 膀胱炎 前立腺肥大に
動物性食品の食べ過ぎで血液が粘り、腎臓の機能が低下している人におすすめ。腎臓の目詰まりを取り除いて排尿を促しますので体内に溜まった余分な水分を排泄し むくみも解消します。(ただし冷えのある人は 大根湯ではなくヤンノーを)
材料の割合(一回分)
大根おろし汁 大さじ3
水 大根おろし汁の2~3倍
自然塩 微量
鍋に大根おろし汁と水を入れ、箸の先に少しつくぐらいの微量の塩も加え火にかけます。湯の表面がゆらいで全体に熱がいきわたった時点で火を止め(沸騰させないこと)温服します。 1日2~3回。
ヤンノー(小豆コーヒー) 陰性の腎臓病、利尿、慢性の膀胱炎に
朝、まぶたが腫れている人のむくみ解消や利尿に。小豆を炒ることで、陰性のエネルギーをとばしてありますので、からだを温めながら利尿効果が得られます。
ヤンノー 小さじ1
水 2カップ
塩 微量
鍋にヤンノーと水を火にかけ、水が半量になるまで煮詰めてから微量の塩味をつけます。これを日に何回でも、飲めるだけ飲みます。
※ヤンノーとは、小豆を炒って陽性度を高めたものを粉末にしたものです。(自然食品のお店で購入できます。)