耳に出る症状は 東洋医学では 腎機能の低下、不調で起こると考えられています。
例えば 腎臓の糸球体に動物性タンパク質が詰まって ろ過がうまくできなくなると塩分の排泄がされず 老廃物が逆流してきます。キーンという金属音やボーっという低音が聞こえる耳鳴りはそのせいで引き起こされます。 外耳炎 中耳炎 内耳炎 メニエール病 貧血といった症状がでてきますので 注意が必要です。
鼓膜細胞がタンパク系統でかたくなり、振動音が聞こえてしまうのが耳鳴りです。
第一大根湯や椎茸スープを飲んで 余分な動物性タンパク質を燃焼分解させます。
第一大根湯
大根おろし 大さじ山盛り3
生姜おろし 大根おろしの1割
醤油 大さじ1
熱い番茶 約400cc
※作り方 飲み方
大根と生姜をおろして器に合わせ、醤油を加えてから沸騰している番茶を注いで
あつあつを一気に飲み干します。
椎茸スープ
干ししいたけ 中4,5個
水 3カップ
醤油 適量
※ 作り方 飲み方
鍋に 干し椎茸と水を入れて火にかけ、中火で20~30分。
スープの量が3分の2から半量になったら 美味しい醤油味に加減し
症状がひどい時は 400ccを、それ以外は200ccを飲みます。
身体を癒す食 & 腎臓を癒やす食
① 改善におすすめの食材
主食 穀物
玄米 小豆玄米 (小豆を加える場合は5%ほど)
野菜類
ごぼう 人参 レンコン 大根(切り干し大根) かぼちゃ たまねぎ 自然薯
青菜 白菜 キャベツ レタス かぶ ふき よもぎ ねぎ にら 葛(くず)
干し椎茸(ダシとして)
海藻類
ひじき わかめ のり もずく ふのり あらめ こぶ(ダシとして)
調味料
塩 味噌 醤油 ごま油
※ 積極的に摂りたい料理
切り干し大根の煮付け きんぴらごぼう 小豆昆布
② 控えた方が良い食材
南国の果物 (外国産の果物全般) 香辛料 (腎に負担がかかるため)
肉 たまご 乳製品 甘いもの(特に白砂糖 人工甘味料)アルコール類
コーヒー ココア 清涼飲料水 ジュース
症状の出ているときに積極的に摂りたい料理
小豆昆布レシピ
① 鍋に小豆150グラムと 昆布10センチ角(1センチ角ハサミで細かくしたもの)を入れ、水を入れて中火にかけ
さし水をしながら煮る。
② 小豆が柔くなったら塩を入れ、さらに昆布が柔らかくなるまで煮る。
③ ①カップの小豆から3椀分とれるくらいがいい。煮物のように硬くせず
汁ごといただく。