血液の中にコレステロールなどの脂肪が増えると高脂血症になり、動脈硬化が進んで心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす危険性が高まります。
動脈硬化は、血液中の余分なコレステロールが活性酸素と結びつき過酸化脂質を作り出し、血管壁に沈着してしまうからです。壁が分厚くなったぶん、血流が悪くなるだけでなく、弾力性も失われますので何かあると血管が切れ大出血を起こしてしまいます。
予防は、食事改善です。
過食をやめ、脂肪や動物性食品の食べ過ぎに注意します。
海藻や緑黄色野菜、根菜をふんだんに食べて余分なコレステロールを代謝させましょう。
コレステロール値の高い人は、青汁や しいたけスープ、第一大根湯を飲むといいでしょう。
病気や老化の原因となる過酸化脂質を作らないようにするのが 何より大切です。
脂肪の摂取量が多いとタンパク質と結びついたリポタンパクの量がふえてしまいます。リポタンパクは腎臓のフィルターを目詰まりさせ、肝臓にも悪影響を及ぼします。肝臓での解毒、腎臓の排毒作用を弱めてしまうことになるのです。
動物性脂肪や 砂糖は 中性脂肪のもとをつくります。
内蔵肥満や動脈硬化を予防するためにも、この2つは極力控えましょう。